瀬戸恒彦
公益財団法人
かながわ福祉サービス振興会
理事長
瀬戸 恒彦Tsunehiko Seto

一人ひとりのかけがえのない人生を支え、幸せになるお手伝いをすることが福祉の原点です。急速にデジタル化が進んでいますが、こうした時代だからこそ、人と人との「ふれあい」や「ともに生きる力」が必要なのではないでしょうか。

「一隅を照らす」という言葉があります。片すみの誰も注目しないような物事に、ちゃんと取り組む人こそ尊いのです。ともに生きる力を引き出す福祉の実践が、神奈川の未来を明るく照らすことでしょう。

深谷 昌弘
慶應義塾大学
総合政策学部 名誉教授
公益社団法人
かながわ福祉サービス振興会
副理事長
深谷 昌弘Masahiro Fukaya

皆さんのコラボレーションとコミュニケーションが新しい福祉の可能性を切り開きます。初回から大会を見続けている者の率直な感想です。

福祉は現場の皆さんと周囲の市民の方々との連携で地域生活に定着してきました。新しい社会の構築のなかこれからますますそうなっていくことでしょう。今年はどんな発展が見えてくるでしょうか。楽しみにしています。

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神奈川県 福祉子どもみらい局
福祉部
水町 友治Tomoharu Mizumachi

神奈川県では、本人を中心に、本人の望みや願いを第一に考え、本人の可能性を最大限に引き出す「当事者目線の障がい福祉」の実現を目指しています。

今回のかながわ福祉サービス大賞「ともに生きる力を引き出す福祉」では、支援の現場から「当事者の可能性を引き出し、当事者とともに生きる」さまざまな取組みが報告されることを楽しみにしています

梅澤 厚也
横浜市 政策局 共創推進室長
梅澤 厚也Atsuya Umezawa

社会の様々な分野で、デジタル・トランスフォーメーション(DX)が進んでいますが、人と人とのつながりの根幹には、やはり血の通った顔の見える関係・コミュニケーションがあると思います。

福祉の現場では、リアルとオンライン(バーチャル)の両者を活かしながら、日々新たな取組が生まれていることでしょう。みなさんの熱い想いとクールな分析力で、福祉サービスの世界にイノベーションが起き続けていくことを期待しています。

鹿島 智
川崎市 健康福祉局
地域包括ケア推進室長
鹿島 智Satoshi Kashima

本市では、誰もが住み慣れた地域や自らが望む場で安心して暮らし続けることができる地域の実現を目指して、「地域包括ケアシステムの構築」を進めております。高齢・障害・児童などさまざまな分野や立場の人がこれからの地域づくりについて考え、取組を進めていくことが必要です。

このコロナ禍においても、この大会が皆さまにとってよい刺激となり、これを機にさらなるアイデアが生まれ、活発な活動につながることを期待します。

増田 美樹夫
相模原市 健康福祉局
地域包括ケア推進部長
増田 美樹夫Mikio Masuda

福祉の現場の皆様におかれては、コロナ禍においても、利用者の皆様やご家族が安心して暮らせるよう日々ご尽力いただいており、感謝申し上げます。

今回、事業所の皆様が思い思いの知恵やアイデアを結集し実践された、福祉の可能性を広げる様々な取組に触れられることを楽しみにしております。

かながわ福祉サービス大賞の開催を通じて、福祉の輝かしい未来に向け、皆様の思いの詰まった「種」が一つでも多く生まれ、地域社会に根付き、花開くことを期待しております。